八柱霊園周辺の法要施設一覧

法要施設とは？

法要施設とは、葬儀以降に執り行う四十九日、百箇日、一周忌、三回忌などの供養を行う施設です。

閉眼、納骨、開眼供養などは墓前で済ませますが、それ以外の法要は、ホールに参列者と僧侶を招いて執り行います。

僧侶の読経による供養、お墓参り、お斎（会席）が当日の主な内容で、お墓参り以外は法要施設を使用します。

通常は葬儀の際に利用した斎場が好意でホールを貸してくれたりしますが、墓じまいに伴う改葬、お墓のお引越しなどの場合、法要ができる施設を新たに探さなければなりません。

法要施設が提供しているサービス

法要は、位牌や遺影の前での供養、お墓参り、お斎（会席）の順に執り行います。

霊園は法要を行うための施設は備えていないため、参列者と僧侶による読経供養を行うための施設は施主が探さなければなりません。

また、法要は、事前の準備はもちろん、当日も忙しく、施主はかなりの負担を強いられる事になります。

施主の負担を少しでも減らせるよう、法要施設は様々なサービスを提供しています。

●ホールの提供・・・

故人の親族、友人、知人といった参列者と僧侶を招いて読経供養を行うためのホールを提供してくれます。

●お墓の掃除・・・

参列者された方々が気持ちよくお参りして頂けるよう、多忙な施主に代わってお墓を清掃します。

●供養品の準備（線香、仏花、塔婆）・・・

法要、お墓参りの際に必要な塔婆、線香、生花を準備します。

●霊園への送迎・・・

法要施設での読経供養を終えた後、参列者と共に霊園に向かい、お墓参りをします。法要施設と霊園との移動が負担にならないよう、マイクロバスで送迎してくれます。

●お斎（会席）・・・

読経供養、お墓参りの後に執り行うお斎の会場を提供してくれます。会場の提供だけでなく、法要料理の手配もしてくれます。

法要施設の費用について

法要施設の利用に必要な費用の内訳と相場は以下になります。

なお、実際の法要では、これらの他に僧侶へのお布施、お膳料、お車代などが発生しますが、ここでは、法要施設に支払う費用に限定して紹介します。

●会場費・・・

読経供養を行うためのホール、大広間の利用料です。

会場の広さに依存しますが、収容人数20人程度の広さで4～5万円程度です。

●供養品購入費・・・

お墓に立てる塔婆、お供えする仏花、線香などの購入費用です。

塔婆3,000円／1本、仏花1,500円／1束、線香300円／1束が一般的な相場です。

合計2万円程度が平均的な供養品の費用になります。

●会食費・・・

法要後の参列者を招いた食事にかかる費用です。

仕出しの法要料理で一人前3,000円～5,000円程度になります。

料理店でお斎を行う場合、この費用はかかりません。

●引き出物代・・・

法要を終えた参列者に配る引き出物も予め手配する事で法要施設が準備してくれます。

1人あたり2,000円～3,000円が一般的な引き出物の費用です。

なお、引き出物に関しては、施主側で用意することも可能ですし、ごく少数の親族同士での法要の場合、引き出物は省略する場合もあります。

法要施設を選ぶポイント

法要に特化した施設は実はあまりなく、斎場、複合・多目的ホール、石材店などを利用することになります。

ここでは、法要施設を選ぶ際のポイントをいくつか紹介します。

●ポイント①『ホールの広さ、収容人数』

法要施設の会場費はホールの広さと収容人数に依存します。

不必要に広い会場は、無駄な費用の負担に繋がります。

葬儀と違い法要は参列者の人数を予め把握することが出来るので、来場人数にマッチした法要施設を選択するようにしましょう。

●ポイント②『サービスの内容』

法要は事前の準備、当日の進行など施主がやらなければならないことがかなり多く、これらの負担を配慮したサービスが利用できるかどうかはとても重要です。

参列者の中には、身体の不自由なお年寄りもいらっしゃることも多いので、送迎サービスが利用できる法要施設を選択することをおすすめします。

●ポイント③『費用』

法要の施設の提供に特化したサービスはほとんどないため、費用の相場がわかりにくいのが実情です。

法要施設を探す際には、3施設ほど見積もりを依頼し、費用の相場を把握した上で申し込むことをおすすめします。